KINZAI Financial Plan

【最終回】勘定合って銭足らず

取引相場のない株式とは、非上場株式ともいい、中小企業の株式の大半はこれに該当します。株主はこの株式を通してその会社を所有しており、相続があった場合にはこの非上場株式の現在価値を算出し、その評価額をもって相続財産とします。

激動する日本経済の中、過去は時代の流れに乗り好調だったものの、消費者の嗜好や新業態の出現により、長く低迷している会社もたくさんあります。

こういった会社は、その多くの売上高が減少傾向であり、営業損失が生じていることがほとんどです。しかしながら、過去の大量の利益の蓄積により、株式の評価をした場合、相続税や贈与税を支払えずに苦労する。そんなケースをお話しします。